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大寒の富士 [日記]

昨日は大寒であった。それにしても、暖冬の傾向に変化はない。と言うよりも、暖冬にますます拍車がかかっているようである。
なにしろ、気圧配置も冬型が長続きせずに、移動性の前線により、定期的に降水がもたらされる。冬場に湿度が高くなるのは、健康や、火災にとって良いことである。
ただし、山に雪が降らなかったり、降っても少ないと、夏場の水問題が起こりそうである。

そのような問題が起こらないように、気候温暖化によりもたらされる異常な気候が正常化することを願うばかりである。

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大寒の富士と、大山(丹沢山塊)である。前日に降った雪も、丹沢ではあっという間に解けているようである。

気候温暖化の影響であろうか、オーストラリアでは大規模な森林火災が続いている。乾燥による火災であるが、今度は、洪水を起こすほどの大雨が降ったとか。この様な、極端な現象こそが気候温暖化の顕在化した影響なのであろう。

そんな折り、四国電力の原子力発電所の稼働停止にかんする仮処分が出た。それに加えて、現在定期点検で停止中の原子炉で、制御棒、燃料棒のトラブルが相次いで生じている。

四国電力では、3基ある原発の内2基は廃炉計画、1基のみを稼働させることとなっている。原子力発電としては効率の悪い使い方である。原発は定期的にそれもかなり長期間、定期検査で停止させることとなるので、1基での運用は効率が悪くなる。多分3基が正常に稼働すると、交互の運転と定期検査で上手く運用が出来るのであろう。

四国電力は、もし、事故が起これば、規模の小さい電力会社なので、つぶれてしまう可能性がある。

四国は、瀬戸内側では日照時間も長く、太陽光発電のような自然エネルギーによる発電の効率がよい。いっそうのこと、四国を自然エネルギーによるグリーンアイランドと名うって、グリーンエネルギーを使用したい企業の誘致をはかると良いのではないかと考える。

何しろ、四国の人口は、横浜市の人口とあまり変わらない。土地がある程度空いているので、自然エネルギーを得やすい。

何しろ、原発のある半島では、風力発電の風車が名物となっているほどの土地である。

さて、これからのエネルギー政策を、柔軟な頭で考えて行くようにしなくてはいけない時期に来ている。いやいや、岐路かも知れない。

そんなことを考えながら、大寒の富士山を眺めていた。

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