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No.1とNo.2の役割の違い? [日記]

 昨日、猪瀬東京都知事が辞任することとなった。本人の弁では、政治のアマチュアで、正解の知識が少なかった、と反省している。

 猪瀬都知事は石原都知事時代の副知事として活躍され、石原氏からの禅譲の形で都知事に就いた。

 今回、失敗があり、辞任となったが、猪瀬都知事自身、都知事の職に無理があったのではないだろうかと考える。

 人間にはNo.1に向いた人、No.2に向いた人、いずれでもない人の3種類に分けて考える。多分、猪瀬東京都知事はNo.2に向いた人ではなかったかと思う。それが証拠に、少なくとも、副知事時代は存分に腕をふるったと考えられる。石原都知事も、上手く活用した。猪瀬副知事側から見れば石原都知事を活用したことになり、この2人3脚により、都政を上手く回転させた。(人によっては不満はあったかも知れないが?)

 しかし、No.2の人間が、No.1(都知事)になり、心のよりどころがなくなってしまい、自分の力を過信して、若干暴走気味となる。そうすると、これまで一緒に手をつないできた人が、そっぽを向いてしまい、ちょっとしたつまずきにより、今回の様な辞任劇となってしまう。

 初めに書いたが、人にはそれぞれ役割があり、その役割をこなすことにより世の中が回転してゆく。ボタンの掛け違いにより役割を間違えると、世の中の(その社会)の回転が上手く行かなくなってしまう。

 都民ではないが、次期の都知事にはNo.1にふさわしい方が選出されることを願う。特に、東京は日本の顔でもあり、最も重要な地方自治体である。

 我が身を振り返ると、多分、No.2が似合う(?)人間ではなかったかと。幸いというか、残念というか、No.1になることがなく、無事にお役目を終えることができ、良かったと考えている。これも過信であり、本当は第3の分類が良かったのかもしれない。まあ、終わってしまったことでもあり、何が良かったか。しかし、その時にはそれなりに、楽しく仕事をしていたのだから、良しとしよう。



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