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時事ねた:原発事故汚染水について他 [日記]

9月5日:ガソリン、電気・ガス補助
今、ガソリンと電気・ガスに補助金が出て、家庭の支払いが少し安くなっている。このことについて考える。
ガソリン:環境を考えると、価格はある程度高い方が、節約志向となりよい気がする。そんなことを言っても、しかたがないので、補助は良いこととする?ガソリンの場合、恩恵はもちろん自動車を運転する人にしかない。自動車の必要性が、都会に比べ地方において顕著であり。いろいろなことが歳に偏っていたことを考えると、良いことと思われる。しかし、この補助金は、いずれつけとして、国民に戻ってくるので、この点に関しては、疑問である。

電気・ガス:これは都市、地方に限らず、恩恵を受けることとなる。しかし、これについても、環境を考えると、全体の使用量を減らす方向として、補助の上限を設けるべきであろう。使用量が多い場合には、補助が頭打ちになるようにするとかである。

補助金は、上にもかいたように、いずれ国民がなんらかのかたちで払わなくてはいけないお金である。政府と言うか議員の懐から出ているポケットマネーではない。何もありがたがることはない。

それよりも、原油高の原因のかなりの部分を占める円安政策を早く終息させることが重要である。対ドルと110円程度になれば、こんな補助金の必要はなくなるのである。政府であるか日銀であるかは明確ではないが、早くこの対ドル相場を是正することが急務である。なぜ、日銀が利率を上げないのか?利率を上げることにより、今企業に持っていかれている金利が国民に戻ることとなるので、国民にとっては良いと思うのだが。

今日の書き込みは、少し支離滅裂なところがある。やはり経済については、不可解なことがある。





9月2日:フェイクニュース
トランプ元米国大統領がこの言葉をはやらせたと考えているが、何が真実で、何がフェイクであるかは難しい問題がある。
原発事故汚染水の安全性についても、少なくとも科学的には、完全に安全であるとは言えない、にもかかわらず、日本政府は、排出基準に合致しているので、科学的に安全であると言う見解を示す。
科学的に安全ということは、科学で想定される範囲内での安全であり、完全に安全とは言い切れない。

ということは、完全に安全であるとの発言は、ある意味で、フェイクであることになる。フェイクでない説明をすると、あいまいな言い方と言うか、確率的な言い方となり、例えば99%は安全である。しかし、もしかしたら1%の安全でないあるいは危険であるという言い方のほうが、フェイク性がより少ない。

この原発事故汚染水に関しては、わからないことが多いので、はっきりとしてことを言えないというのが、本来のフェイクでない言い方となろう。

ただし、これでは、多くの人が納得することがないので、フェイクを承知で、完全に安全であると言う言い方をしているのであろう。それが、意見の相違と言うか見解の相違により、議論がかみ合わないところである。

正しい、科学的な判断がなされることが必要である。すなわち、まじめな科学者ならば、安全とも危険ともいえるが、安全と思えば、食べればよいし、危険と思う人は食べなければ良い。国レベルでは、危険と思う国は、輸入をしないというのは、判断であり、間違っているとは言えない。


8月28日:プリゴジンの死
ロシアの民間軍事会社代表のプリゴジン氏が、自身のジェット機の墜落により亡くなられた。この死亡について、プーチン氏の関与が取りざたされている。
それにしても、ロシアとしては、DNA鑑定によるプリゴジン氏の死亡確認が速かった。すでにいろいろと準備をして待っていたのではないかと。死亡時刻がわかっているのだから、用意しておきさえすれば良いのである。
プリゴジン氏と彼の側近の死はしかたがないとして、パイロットと客室乗務員までも殺さなくても良かったのではないだろうかと。
ただ、なんとなく、プリゴジン氏はジェット機に乗っておらず、替え玉が乗っていて、実は、まだ生きているのではないかと、考えてしまう。

いずれにしても、権力者と言うのは、人を殺害しても、何も感じないらしい。権力者となると、人格が亡くなるのかもしれない。まあ、人で無くなるということかも知れない。人でないとどんな生き物なのかね?プーチン、ムハンマド、金正雲、習金平の名前が浮かんでくる。人権のない時代には沢山いたが。それは過去の話として。



8月24日
今日の13時より、原発事故汚染水の海洋放出が開始された。

ところで、原発事故汚染水をALPSにより処理することにより、安全な処理水を得ることが出来るのであろうか?放射性物質をモニターしているから大丈夫との答えである。

NHKの放送は比較的良心的で、処理水の水質に関して「トリチュウム等を含む」と言う表現を使用している。これは、トリチュウム以外の処理しきれない放射性物質を含んでいることを、考慮したものであろう。

原子炉が正常動作している時に排出される汚染水の性質はほぼ正確にとらえることができる。しかし、事故を起こした原子炉の中については、わかっていないことが多くあり、そこから排出される汚染水に含まれる成分を全て正確に知ることは不可能である。さらに、事故に伴う汚染水の水質が安定しているとは限らない。事故原子炉に起因する汚染水には何が含まれるか、その都度変化するものである。

これまで、公害といわれた事件においても、モニターをして目指す汚染物質を監視していても、その時に見逃していた、予期していなかった成分により、公害事件は生じてしまう。

今回の海洋放出についても、モニターしている成分に関しては、科学的な安全は大丈夫なのかもしれないが、モニターできていない成分による安全に関しては、保証しているものではない。また、保証できるものではない。

海洋放出は、これから30年以上にわたり継続されるわけで、その間に蓄積されるモニターしていない成分に関して、安全であるとの保証はどこにもない。

風評被害と言うのは、「無いことによる被害」であるが、上記のように、「あるかもしれない被害」に対しては、風評と言う言い方は適切ではない。

科学的というと、いかにも客観的に聞こえるが、わかっている事に対しては、客観的であるかもしれないが、初めて出遭った原発事故により発生した汚染水に関しては、わかっていない部分があり、科学者は、化学的な部分と、科学では現状不明なところを切り分けて、説明することが必要である。

科学でわかっている部分は99.99%とすると、0.01%は不確実な情報でしかない。たとえ些細なことであっても、長期間の蓄積による影響が出てこないとは限らない。そのあたりを、良く説明して、理解をしてもらうことが重要である。

「風評被害」と言う言葉は使わないで欲しいと言うことと、科学的に安全が保証されているというものでもないことを、頭の中に入れておいて欲しい。

原発事故汚染水の放流にあたり、考えてみた。


原発事故汚染水の海洋放出に中国が「反発」している?この場合、反発と言うのが正しいのだろうか、むしろ「反対」していると、言うのが正しいような気がする。
原発事故汚染水の海洋放出に「反発」しているのは、福島および影響を直接的に受ける宮城、茨城の漁師さんではないだろうか?

中国が日本の海産物を全て実質的に輸入しない措置、いつまで継続されるのであろうか?本来ならば、海洋放出が終了するまで、この措置を続けることが、理にかなっている。

日本近海での海洋資源の保護にもなるので、良いことかもしれない。それと、いくばくかは日本の食料自給率を高めてくれるかもしれない。輸出業者にとっては、大変かもしれないが、災い転じて福となるではないが、日本にとって利のある方策を知恵を絞って出すことが重要であろう。

近視眼的には、悪いことに見えても、将来世界を考えると、それほど悪いことでもないかもしれない。

我々のような老人は、どこの魚を食べても、余命が知れているので良いが、40歳以下の人々にとっては、長期間にわたり、食べなくてはいけないので、良く考えて食べて欲しい。
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