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お遍路つかさ養成講座 [お遍路つかさの会]

さぬき市で行われている「お遍路つかさ」講習会に参加している。

全7回の講習で、12月10日は5回目であった。

開催場所が88番札所の大窪寺であり、10日は今年一番の冷え込みと氷雨のの降るあいにくの天気。寒い中、出かけた。

途中の額峠あたりが心配であったが、凍結もなく、無事に大窪寺へ着く。

講習は大師堂で行われた。お寺さんの大師堂では暖房が効くわけではなく、寒い中、いや、緊張感漂う中で講習が行われた。

私は、今年一番の厚着で参加したこともあり、寒さもあまり感じることなく無事に終了した。

大窪寺のご住職は、自身が僧職であるにもかかわらず、宗教の理解できない面など、自由な発言をされ、興味深い講習であった。

特に、”秘仏”に関し、だれも見ることが出来ないのも、いかがなものか、的な発言をされていた。確かに、だれも見ることが出来なければ、存在すら疑わしくなる。”神、仏”は現実に見ることは無理かも知れないが、仏像は見せても良いのでは。

ただ、みんなに見せることにより”目垢”がつくとの発言もあり、これには、講習生を含め、一同、苦笑してしまった。

確かに、大勢の人が見ると、有難味が薄れるのかも知れない。”秘”と”有難味”は一心同体かも知れない。希少価値であろう。

人の一生の間にご開帳がないほどの間隔だと、一度も拝むことが出来ない人が発生するので、ご開帳は30-50年に一度は行ってもらいたいものである。

講習後、88番の特徴である「打ち込みうどん」を食べて帰ってきた。帰ると、天気は回復しており、あの寒さは何であったのかという気がした。

残る2回の講習会は、年明けである。最後まで参加すれば、修了証書が出るとのこと、あと一息がんばらなくては。

これを聞くと、お遍路に出かけたくなる。

このブログを読まれた方は、ぜひ来年に行われる「お遍路つかさ」養成講座を受講されることを、お勧めする。特に、お遍路をしていたり、これからはじめようと考えている方には受講していただきたい。

大窪寺は紅葉で有名であるが、12月10日ではすでに遅く、紅葉をめでるという点では、残念であった。



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