Ｕ先生のこと

　大学院の先輩（学部・学科は異なる）でＵ先生がいる。Ｕ先生と私は、関東の某公立大学で、長期間助手を務めた。、幸い、私は、四国にある私立大学の職を得て、助手を卒業したが、Ｕ先生は、退職まで、助手（助教）を勤められた。

　Ｕ先生とは、私が四国へ来て以来、年賀状のやり取りと、たまにメールをするくらいのおつきあいであった。今年も、年賀状が届くかなと考えていたところ、封書が届いた。

　中身は、Ｕ先生が３年前に退職した折りに、挨拶状を書かなかったとのことで、封書での挨拶状が入っていた。内容は在職中の出来事など、思い出がつづられていた。最後のところまで来て、２つのサプライズがあった。

　一つは、Ｕ先生がＪＩＣＡのシニアボランティア（推測）で、ドミニカへ行かれるとのこと。Ｕ先生は、腰痛もちで、胃も強くなかったと思ったが、思い切った決心をされたものである。もう一つは、奥様も同行されるとのこと。Ｕ先生は在職中に奥様を亡くされ、その後は一人で暮らしておられるのかと思っていたが、再婚されたご様子。おめでとうございます。

　発展途上国で、一人での生活では心配も多いだろうが、奥様が一緒ならば、その心配もない。元気にドミニカで仕事をされてこられることを、期待している。

　なんと言っても、私は、生活習慣病のために、ＪＩＣＡでの海外渡航をあきらめた口なので、近い先輩のＵ先生が、行かれると言うことは、何となく心強い。

　私事ではあるが、私が果たすことができなかった夢を実現されたＵ先生にエールを送りたい。

　Ｕ先生、健康に注意して、２年間の派遣機関を全うして下さい。

　手紙では１月１０日に日本を出発されるとのこと、このブログ最中は、飛行機の中かしら？