SSブログ

「STAP細胞」騒ぎで思うこと [日記]

TVではSTAP細胞に関して、いろいろと言われている。渦中の小保方さんはどんな思いでいるのであろうか?なかなか難しい立場である。

さて、そんなことを言うつもりではない。まあ、小保方さんの肩を持つということになるかも知れない。

STAP細胞は、少なくとも、一回は出来ていたのではないだろうか?ただ、その再現性が難しく、幻の細胞であったかも知れない。作り方が、弱酸性にするとのこと。この様に簡単に、細胞が変化してしまっては、生物にとって、都合が悪い。しかし、あまりにも大げさなメカニズムでは、突然変異などが起こりにくくなってしまう。

弱酸性の溶液が作りにくいのではないだろうか?弱酸性と言うことは、他の成分が加わると、pHが変化してしまう。また、生体内では、溶液濃度がそれほど高くないので、最適pHに維持するための何らかなのメカニズムが働いていて、その最適な条件下でだけSTAP細胞が形成される、のではないかと考える。

in vitro実験では、最適な弱酸性溶液をセットすることが困難なために、再現実験が上手く行かない。そんなわけで、一回は出来た細胞が、なかなか2回目以降では出来ないということではないかと。

そんなわけで、他の研究室での追試の結果をゆっくりと待っていることが、現時点では重要ではないかと。どうも日本人はこんな場合に拙速になりがちであり、せっかくの成果を他国の科学者にもってゆかれてしまう。

今回の「STAP細胞」騒ぎが一段落して、振り返った時にどの様な結果が得られることになろうか?

これまでも、「低温核融合」、「おちゃわん超伝導」など新しい知見に対して、なかなか素直に受け入れることが出来ないところが、人間にはある様である。

こんなことを考えながら、TV報道を見ている毎日である。

追記
最終的に?、小保方さんが論文を取り下げ、STAP細胞は現状では幻となってしまった。応援団?としては、もう少し(取り下げを)我慢して、評価を待っても良かったのではないかと考えている。

STAP細胞が小保方さんの”おまじない”により出来ると考えているので。この”おまじない”を科学的に明らかにすることが重要なのである。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0